2月16日岩切東コミュニティセンターにて宮城野支部岩切TG会の平成31年度総会が開催された。当日は来賓として母校から中学・高等学校和田知久教頭、校友会山田純係長、利府支部より木村克己、伊勢志津子両支部長のご臨席を頂き、同窓生を含め総勢33名にて盛大に開催された。まず初めに講演会を行い、次に総会議事、懇親会の順に、嘉藤和男氏の軽妙な司会で進行した。
 講演会は当会で会計担当の鈴木健治氏に「国際姉妹都市リバーサイド市を訪ねて」と題して講演を頂いた。鈴木氏は43年本学工学部卒業で仙台市役所に入り、38年間都市整備局はじめ計5局に渡り勤務している。現職時に東日本大震災を経験しており、昨年の総会時には「自然に学ぶ危機管理」と題する講演を頂いている。今回は仙台リバーサイド交流連絡会会長として今年1月に渡米し、1ヶ月程滞在したので、その報告ということで再度登場頂いた。
リバーサイド市の様子、ホームステイしながらカレッジでの語学研修、また今回約10年前に仙台市民が寄贈した日本庭園の改修工事のため、庭師4名が出向いており、自身も仙台市民の一人としてお手伝いをした様子、素晴らしい仕上がりで現地の方々が感謝とともに驚いているなど、パワーポイントを使用しての報告であった。仙台市の姉妹都市、友好都市、産業交流都市などの話も含め初耳のことも多く内容の濃いものだった。本学で学んだ英語力が大いに活きたと感謝の弁で講演を結んだ。
 総会議事に入り、兵藤会長の挨拶に続き来賓の和田教頭先生に母校の近況報告を兼ねた祝辞、利府支部木村克己副支部長より祝辞を頂いた。議事は横田恭治議長により速やかに進められ、総会議案書の通り承認された。当会は5,10月にゴルフ会、7月に旅行会を行っており幹事より是非参加頂きたい旨話があった。
 懇親会は中村仁氏の迫力のある乾杯で始まり、和やかな雰囲気の中進んだ。会の中ほどで初めて参加された門真一郎、村上博一、志鎌裕之各氏より自己紹介と熱いメッセージを頂き、歓迎の拍手が起こった。余興としてお馴染みの岩切のマギー司郎こと大友作夫氏のマジックが披露され会はさらに盛り上がり、テーブルごとに話の輪が広がった。締めくくりは永野昌一副会長の閉会の挨拶、加藤正勝氏によるエール、校歌斉唱で楽しいひと時を締めくくった。(幹事長 渡辺 敏之)